さて、今度は体外からの体を温める実践法をお伝えします。
基本的には運動が一番重要です。
と簡単に言いましても、なかなか生活習慣の中に運動を取り入れる
事も難しいのではないかと思います。
デスクワークをなさっておられる方など、なおさらですね。
何もジムに通い激しく運動しろというわけではありません。
まずは一日20分程度からのウォーキングを始めてみると、
体が温まり軽くなる、という感覚を体験なさると思います。「運動は疲れる」ではなく、
体は動かさなければ徐々に歪みを生じる仕組みになっていますから、
適度に動かしてやることで、血流がよくなり、手足が温もり、肌の血色もよくなってきます。
かかとから着地して、親指辺りのつま先で蹴り上げる、
少し姿勢にも気をつけながら颯爽と歩くことに気をつけるとだらだら歩きよりも
時間的にも早く体が温もってくるのです。
ただしくれぐれも歩きすぎで疲れてぐったり、ということはなさいませんように。
疲れすぎる事はは逆に体にはマイナスに作用してしまいますから。
その他、外から体を温める方法には、足湯・半身浴があります。
足を温めるということは体にとって最も重要であると感じています。
歩くことでもまずは足を使うのですから、足は血液循環のポンプの役割を
果たしているのです。夜、足が冷えて眠れない、という経験はないですか?
それを改善させるためにも足湯でまず足にたまっている冷えた血液を心臓に戻し、
半身浴で体全体に温かい血液を循環させる、それが目的です。
足湯は適温がお風呂よりも少々熱めの44℃前後。
慣れてくると物足りないので、もう少し熱めの指し湯をします。
この時手も一緒に浸けてもいいですね。出来るだけ膝辺りまで浸かれるようにします。
これを10〜15分程度(服はきちんと着ておきます)するうちにじんわり汗をかいたら終了。
理想はこの後すぐに半身浴をすることですが、出来なくても充分冷え性対策には
効果があります。そして、半身浴ですがなぜ半身か?
というと、日本人が好む熱めの湯に肩までどっぷり浸かるというのは
血管を収縮させてしまう上に、水圧による心臓への負担が大きいからだといわれます。
ですから、38〜40℃のちょっとぬるいかな?くらいのお湯に20〜30分浸かる事が、
芯から温もる秘訣です。
心臓から出発した血液は約一分間で全身を一周してきます。
ですから20分浸かっていれば20回温められた
血液が全身を循環するということなんですね。
そして、入浴後はしっかりと水分をふき取り、
熱が逃げてしまわないように服をしっかり着ます。
入浴時におすすめするのは、入浴剤やアロマオイルを垂らして浸かることですね。
人の嗅覚に好みの香りを感じることは、実際に自分自身が感じているよりも
体はリラックスしているものです。
「冷え性と心の連動」では、体と心は繋がっているとお話ししましたが、
心が丸くなっている時は自然と体からも力が抜けてくるものですね。
こういった習慣をつけますと、体が本当に喜んでくれることを実感できるでしょう。
「冷えは万病の元」と言いますが、冷えを甘く見ることなく、実生活から
極力その原因となるものを省いていきたいですね。
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